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シンポジウム「働き方の多様化で企業力アップ!」

平成22年10月22日(金)、東京ウィメンズプラザでシンポジウム「働き方の多様化で企業力アップ!」を開催しました。


基調講演では、「今、企業に求められる柔軟な働き方~改正育児・介護休業法を踏まえて~」と題して、麗澤大学経済学部教授 木谷宏氏より、社会の中で求められる企業・人材・働き方のあるべき姿や、改正育児・介護休業法のポイントなどワーク・ライフ・バランスを推進する上で役立つヒントをご講義いただきました。


パネルディスカッションでは、コーディネーターに木谷氏、パネリストに田中一惠氏(昭和電工(株))、寺上美智代氏(トッパン・フォームズ(株))、堀川佐渡氏((株)NTTデータ)の3名を迎え、多様な働き方を実現するための各社の具体的な取組事例や工夫などをご紹介いただきました。また、堀川氏からは育児休業を取得した男性としての立場から、ご自身の経験談もお話いただきました。


主な内容

○田中氏(昭和電工(株))

・取組当初から、全社員へのパンフレット配布や男性管理職による匿名座談会の社内報掲載など、社内のありとあらゆるメディアを使い社員の意識改革に注力している。

・男性の育児休業取得を促進するために、案内状と申請書を男性対象者本人でなく上司あてに送付した。これは、上司から部下に案内が伝えられることで、男性社会になじんでいる上意下達の方式にのっとり、取得に対してあたかも上司から事前の承認を得ているかのように感じられるという効果をねらったもの。育児休業中最初の7日間有給化などと合わせて実施したことで取得者が増加した。

・交代勤務の製造職場で働く係長や主任といった責任ある立場の男性社員も育児休業を取得している。周囲も本人もさほど抵抗なく受け止めており、現場の上司のマネジメントにも特に支障は出ていないときいている。今後は3交代制製造職場で働く女性の出産等への対応が課題である。


○寺上氏(トッパン・フォームズ(株))

・代表的な制度として、半日休暇(有給休暇のうち年10回を限度に午前・午後に分割して取得できる。看護・通院などの場合は更に10回取得可。)、キャリアリターン制度(退職理由を問わず、再度働く意欲のある者を再雇用。)などがある。

・月1回は有給休暇が取得できるよう、年次有給休暇取得計画表を作成している。先々の予定を部内で共有できるため、お互いに調整しやすくなっている。

・テレワーク勤務制度(在宅勤務)におけるコミュニケーションについて、「会社にいない分まめに連絡を取るようになり、そばで見ているより部下がどういう仕事をしているか把握できている」といった上司の声もある。ただし、実際に会うことも必要なので、週1回の出社は義務付けている。また、テレワーク勤務を利用している社員から、「通勤がなくなるだけでも疲労が少なくなり、育児と両立できそうな実感がある」という感想があがってきた。


○堀川氏((株)NTTデータ)

・「女性活躍」や「仕事と育児との両立支援施策」だけでは、該当する社員以外の意識に訴えることが難しかったが、「仕事と介護の両立支援セミナー」を開催したことで、これまでワーク・ライフ・バランス、ダイバーシティにあまり関心がなかった40代以上の男性社員にも意識付けをするきっかけになった。

・ワーク・ライフ・バランスやダイバーシティを推進しようと人事部だけが旗を振っても現場社員はなかなか動けないので、管理職(特に部長)向けの研修等を行っている。その中で見えてきた意識の高いリーダーを支援しつつ、小さくても良いので成功事例を生み出してそれを徐々に広めていこうとしており、徐々にではあるが手応えを感じる。

・自らも育児休業を取得したことで、育児の楽しさを再認識できたことに加え、妻や子供との絆が深まり自分の人生にとって非常にプラスになった。同時に表現力や効率的に仕事するための段取り力など、仕事に役立つスキルも身に付き、今役立っている。更に会社が育児休業を認めてくれたおかげで貴重な体験ができたので、仕事に復帰してから恩返しがしたいと、会社に対する忠誠心が上がりそれは今でも続いている。

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